FOR VENTURE CAPITAL
投資の実行から価値最大化まで、
法務でリターンを極大化する。
ファンド組成、投資スキームの設計、デューデリジェンス、そして成功裏のイグジット戦略。貴社の投資サイクル全般にわたり、豊富な経験に基づく「勘所」と、ビジネスの現場を理解した「実践的」なリーガルサービスを提供します。
CHALLENGES
このような課題に直面していませんか?
ベンチャー投資の現場は、常にスピードと正確な判断が求められます。一つ一つの意思決定が、将来のリターンを大きく左右します。
投資契約、本当にこれで万全か?
種類株式、J-KISSなど最新の投資手法は複雑化する一方。投資契約書や株主間契約に盛り込むべき権利(みなし清算、共同売却権など)はこれで十分か、不利な条項を見落としていないか、常にプレッシャーに晒されている 。
ファンド組成の時間と規制の壁
有望な投資先が見つかっても、ファンドがなければ投資は始まらない。投資事業有限責任組合(LPS)の組成は、金融商品取引法などの規制も絡み、専門知識とスピードが求められる。LP投資家への説明責任も果たさなければならない 。
イグジットの瞬間、リターンを最大化できるか
M&AやIPOは投資サイクルの集大成。しかし、最後の最後で交渉が難航し、期待したリターンを確保できないケースも。投資契約に基づき、投資家としての権利を最大限行使し、有利な条件でイグジットを成功させたい 。
SOLUTIONS
VCの投資サイクルを全方位で支援する
専門リーガルサービス
ファンド組成からイグジットまで、投資のあらゆるフェーズでリターンを最大化し、リスクを最小化するための具体的なソリューションを提供します。
PHASE 1
ファンド組成・運営サポート
投資事業有限責任組合(LPS)契約の作成から、金融商品取引法に基づく適格機関投資家等特例業務の届出、海外ファンドの組成まで、豊富な経験に基づきワンストップでサポートします。
PHASE 2
投資実行フェーズのフルサポート
- 投資スキームの設計: 種類株式(優先配当、拒否権付株式等)、J-KISS、新株予約権付社債(CB)など、最新の投資手法を駆使し、貴社の投資戦略に最適なスキームを設計します [1, 2]。
- 法務デューデリジェンス(DD): 契約関係、知的財産、労務状況などを徹底的に調査し、ディールブレイクに繋がりかねない重大なリスクを特定。投資判断に必要な「相場観」のある分析レポートを提供します [3, 1]。
- 投資契約書・株主間契約の戦略的作成: 投資回収条項(みなし清算)、経営関与条項(取締役派遣、事前同意事項)、株式譲渡制限、共同売却権など、貴社のリターンを最大化し、リスクを最小化するための条項を盛り込み、タフな交渉をサポートします [1, 2]。
PHASE 3
イグジット戦略サポート
M&AやIPOによるイグジットの場面で、投資契約の内容に基づき、貴社の利益を最大化するための戦略的なアドバイスと実務支援を提供します [1]。
PHASE 4
投資先との紛争解決
万が一、投資先企業や他の投資家との間で紛争が生じた場合でも、平時の担当弁護士が最後まで寄り添い、交渉から訴訟まで一貫してサポートいたします [2, 4, 5]。
WHY US?
なぜ当事務所がVCから選ばれるのか
私たちは、VCの皆様の成功にコミットします。その約束を裏付ける、4つの確かな理由があります。
独立系ならではの、稀有な実績
大手事務所ではない独立系の弁護士として、VC法務に深くコミット。その結果、数百件の投資契約レビュー、複数のLPS組成支援という、この領域では稀有な実績を積み上げてきました。一つ一つの案件に代表が直接関与し、質の高いサービスを提供します。
VCのタイトな時間軸に対応するスピード感
有望な案件は24時間で投資判断が求められることも。私たちはVC業界のタイトなスケジュール感を熟知しています [1]。チャットツールも活用し、必要な時にすぐ繋がり、迅速にアウトプットを出すことで、貴社のディールフローを停滞させません [2]。
東証プライム上場企業も認める品質
当事務所は、日本で最も厳しいガバナンス水準が求められる東証プライム上場企業の顧問も務めています。その高い品質基準で、将来のIPOを見据えた投資先の体制構築や、複雑なコンプライアンス課題にも対応可能です [3, 4]。
大手にはない、柔軟な価格設定
大手法律事務所のような大規模な間接コストを価格に転嫁しません。独立系ならではの効率的な運営により、VC法務に特化した高品質なサービスを、よりリーズナブルな価格で提供。コストを抑えつつ、トップレベルの専門性を確保したいVCに最適です 。
CASE STUDIES
実績紹介
当事務所がこれまでに手がけてきた、ベンチャーキャピタル様への支援事例の一部をご紹介します。
CASE 01
SaaS系スタートアップへのシリーズA投資
クライアント
独立系ベンチャーキャピタル
課題
リード投資家として、将来のダウンラウンドリスクに備えつつ、経営への適切な関与を担保したい。
提供サービス
複雑な種類株式の設計、取締役派遣権および重要な経営判断に関する事前承諾条項を盛り込んだ投資契約書を作成。DDで発見された軽微な労務問題をクロージングまでに解決させ、スムーズな投資実行を実現。
CASE 02
ディープテック領域へのシード投資
クライアント
CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)
課題
大学発ベンチャーへの初期投資。事業化に時間を要するため、長期的な視点で知財戦略と経営の自由度を確保する必要があった。
提供サービス
J-KISS型新株予約権を用いた迅速な資金提供をサポート。同時に、事業提携契約を締結し、将来の共同研究開発や知財の取り扱いに関するルールを明確化。創業者間の株式に関する取り決めも整備し、将来の経営リスクを低減。
INSIGHTS
VC法務 Insights & コラム
VCの皆様の投資実務に役立つ、最新の法改正や実務上の論点について、専門家の視点から解説します。
2025.06.15
【法改正】LPS法改正がファンド組成に与える影響と実務対応
2025年施行の改正法が、既存および新規の投資事業有限責任組合(LPS)の運営にどのような影響を及ぼすか、具体的な対応策と共に解説します。
記事を読む →
2025.05.28
投資契約における「みなし清算条項」交渉の最新トレンド
M&Aによるイグジットの際にVCのリターンを左右する「みなし清算条項」。近時のスタートアップ・ファイナンスにおける交渉実務のトレンドを分析します。
記事を読む →
2025.04.20
法務DDで必ずチェックすべき、スタートアップの労務リスク5選
投資後に発覚すると致命傷になりかねない、スタートアップ特有の労務問題。デューデリジェンスにおいて、最低限確認すべき5つのポイントを解説。
記事を読む →
PRICING
VC向け料金プラン
貴社のニーズに応じて、プロジェクト単位でのご契約と、継続的な顧問契約をご用意しております。透明性の高い料金体系で、安心してご依頼いただけます。
プロジェクト単位でのご契約
ファンド組成や投資実行など、特定のプロジェクトに対して、スポットでのご依頼も承ります。
- ファンド組成サポート
- 50万円~
- LPS契約書作成、各種届出など
- 投資実行サポート
- 30万円~
- 法務DD、投資契約書作成・レビューなど
VCパートナープラン(顧問契約)
継続的なサポートで、日々の投資活動に安心とスピードを。
- チャット・Web会議での継続的な法律相談
- 投資検討案件に関する簡易な法務相談
- 投資先ポートフォリオ企業の法務モニタリング
- 業界動向に関する法務ニュースレターの提供
FAQ
よくあるご質問
ベンチャーキャピタル様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。
地方のVCですが、相談は可能ですか?
はい、もちろんです。当事務所ではWeb会議システムを完備しており、全国のベンチャーキャピタル様を支援しております。場所を問わず、迅速かつ密なコミュニケーションが可能ですので、お気軽にご相談ください。
投資先の法務顧問もまとめてお願いできますか?
はい、可能です。投資先企業のガバナンス強化やコンプライアンス体制の構築は、投資価値の向上に直結します。貴社と投資先企業の双方を理解した上で、利益相反に配慮しつつ、双方の成長に貢献する最適なサポートを提供します。セットでの割引プランもご用意しております。
顧問契約の範囲外のスポット案件も依頼できますか?
はい、承ります。ファンド組成や特定の投資実行など、プロジェクト単位でのご依頼にも柔軟に対応いたします。顧問契約を締結いただいているお客様には、スポット案件の弁護士費用を割引価格でご提供しております。
秘密保持は徹底されていますか?
もちろんです。弁護士には法律上の厳格な守秘義務が課せられております。ご相談内容、投資戦略、投資先の情報など、業務上知り得たすべての情報について秘密を厳守いたします。ご要望に応じて、別途秘密保持契約(NDA)を締結することも可能です。
上記以外のご質問は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームへLAWYER
代表弁護士紹介
弁護士 浅田 渉
(大阪弁護士会所属)
主な経歴
- 早稲田大学法学部 卒業
- 地方公共団体
- 国内メーカー 法務部門
- 大阪大学高等司法研究科 修了
- 会社法実務研究会 所属
VCの「事業パートナー」として、
リターン最大化に貢献する理由
私がメーカーの法務部門で学んだ最も重要なことは、法務は事業の「コスト」ではなく、事業価値を高める「投資」であるべきだ、という視点です。契約書の一条項が、将来の収益機会を左右する。その現実を、ビジネスの最前線で目の当たりにしてきました。
独立後、私はVCとスタートアップ、両者の代理人を数多く務めてきました。投資家が何を求め、スタートアップが何に苦しむのか。その双方の力学と心理を熟知しているからこそ、単なる契約書のレビューに留まらない、現実的で最適な着地点を見出す交渉が可能です。
貴社にとって、私は単なる法律の専門家ではありません。貴社の投資哲学を理解し、リターンの最大化という共通のゴールに向かって共に走る**「事業パートナー」**です。机上の空論ではない、ビジネスの「勘所」を理解した戦略的なリーガルサービスで、貴社の成功に貢献します [1, 2]。
CONTACT
VC法務に関するご相談・お見積もり
ファンド組成の具体的なご相談、投資契約書のレビュー、その他VC法務に関するお問い合わせは、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。貴社の投資戦略を成功に導くための、最初のステップとしてご活用いただけます。
ご入力いただいた個人情報は、当事務所のプライバシーポリシーに沿って適正に取り扱います。送信ボタンを押すことで、プライバシーポリシーに同意したものとみなされます。
